今週はかなり寒い日が続いていますね・・・。
先週末に買ったマフラーがさっそく活躍しています。
今日は特に、コートを着ている人もよく見かけました。
僕は徐々に温かい格好にシフトしていきたいので、「まだこの時期からいきなりコートやダウンを着るのは・・・」と思い、コートを着る楽しみは12月からに取っておく予定です(笑)。
インナーをニットにするのはもちろん、マフラーや手袋や靴下で、首・手首・足首の3首を温かくしてやるのが重要。
こうすればニット1枚でも、意外に平気なんです。
とは言っても、無理をして体調を崩すくらいなら温かいアウターでばっちり防寒対策していきましょう。
そろそろ冬に向けて色々記事を書いていきたいので、「ニットに関する記事などは早めに仕上げなければ!」と焦っています(笑)。
さて、今回は2016秋冬のニットのトレンドについてです。
“ハイゲージ”、”ローゲージ”などの用語が分からない方は、こちらの記事で解説しているので先にお読みください。
2016秋冬 ニットのトレンド
以前、解説した記事でも言った通り、今年はリラックスしたスタイルがトレンド。
これはニットにも当てはまっていて、全体的にリラックス感のある、ややカジュアルなニットの人気が高まっています。
シルエットに関しては、かなりゆるめのニットもありますが、やはり大人がスマートに着るのであれば、1サイズアップくらいで少しゆるめに着るのがベストでしょう。
主流はミドルゲージです。
特に、畦編み(リブ編み)のニットがよく見られます。
畦編みとはこのような生地。
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凹凸があり、表目が畦のように見える編み方です。
生地が厚く、表情があるので、1枚で着てもサマになりやすいです。
ミリタリートレンドがあってか、ワッフル生地も人気。
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Tシャツなどによく用いられる生地ですね。
サーマルカットソーとかって聞いたことありませんか?
あれはワッフル生地のTシャツのことなんです。
表面に凹凸があるので、保温性が高いのが特徴。
また、ラグランスリーブも今シーズンよく見られるディテールです。
ラグランスリーブはスウェット(トレーナー)に多いので、スポーティなニットになります。
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画像は畦編み+ラグランスリーブのニット。
ジップアップのニットも今シーズン多いディテールです。
このようなフロントがジップアップのニット。
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タートルネックのネック部分がジップアップになっている物などもありました。
スポーティなデザインと言えば、エルボーパッチが付いている物もよく見かける気がします。
個人的にはあまり好みではありません・・・(笑)。
首元の逆三角形、”汗止め”と言われるスウェットのディティールも取り入れ、ニット生地のスウェットのような物もあります。
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スウェットとシャツを重ね着するスタイルも最近は定着しましたからね。
このようなハイブリッドなアイテムも面白いです。
ネックタイプはVネックの物は今年もあまり見かけません。
カットソーなどもまだクルーネックが主流なので、人気はそちらのほうが上です。
ですが、Vネックもベーシックなものですから、トレンドではないからと言って着れないという事はもちろんありません。
むしろクルーネックばかり着ていたから飽きたという方も多いのでは・・・?
実際僕も、今シーズンVネックのニットを買っています。
今後徐々に増えていくでしょう。
タートルはここ数年、人気が継続していますね。
ネックが太かったり、ケーブル編みだと更に今季らしいです。
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ドレススタイルにおいては、タートルネックのニットをスーツやジャケットのインナーに合わせる着こなしも多く見られます。
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タートルネックはドレス要素が高いので相性が良いです。
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今シーズンのトレンドとしてよく言われているのがモックネック。
襟の高さがクルーネック以上、タートルネック未満なのが特徴。
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カットソーはそこそこ見かけましたが、正直ニットではあまり見ないような・・・。
そもそも作ってないブランドも多かったり。
ですが、タートルネックほどドレス感がない分、使いやすいです。
タートルネックだと自分に似合う物がなかなか見つからなかったり、首の肌触りが苦手な人もいますが、そういった方にも挑戦してほしいです。
ノーカラーのアウターが流行ったのもあって、タートルネックとモックネックの人気は高まっています。
ノーカラーのアウターや、先ほど紹介したスーツやジャケットにクルーネックやVネックのインナーを合わせると、どうしても首元が開きすぎて寂しくなってしまうのですが、タートルネックやモックネックのインナーだと首を覆ってくれるので、それが解消されるわけです。
ネックが太くてインパクトのあるタートルネックのニットは、更に首に注目が集まるので合わせやすく、おすすめです。
去年の秋冬、レディースで流行ったコーディガン。
今シーズンはメンズでもトレンドになっています。
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ロングカーディガンの一種で、特に生地が厚い物を指します。
カーディガンより厚く、コートより薄い、中間に位置するから”コーディガン”だとか。
最近は暖房が効き過ぎているところが多いので、こういった良い意味で”中途半端”なアイテムの人気が高まるのも納得できます。
いかがでしたか?
もう秋冬服は大体揃えたつもりだったのですが、またニットが何枚か欲しくなりました(笑)。
次回のトレンド解説はコートについてお話する予定です。お楽しみに。