今回は秋冬の必需品であるニットの種類や選び方について。
ニットと言っても、サラサラしたものから、ざっくりしたものまで、色々ありますよね。
ネックの種類も基本的なものだけで、クルーネック、Vネック、タートルネックなどなど。
これだけ種類があると、どんなニットを選べば良いのか分からない方、既に持っているニットをどう着たらいいのか分からない方、たくさんいらっしゃるかと思います。
この記事では、それらのニットをタイプ別に分けて、解説していきます。
ニットのトレンドについても解説しているので、是非、こちらもどうぞ。
ゲージの種類
まずはゲージの種類。
「ゲージって何?」という方も多いでしょう。
ゲージの定義とは、編み機の針が1インチの中に何本入ってるか・・・なんですけど、そんなことを言っても何が何だかさっぱりなので、もっとアバウトに言います(笑)。
簡単に言うと、ゲージ数が高い場合は糸が細く密度が高い生地になり、ゲージ数が低い場合は糸が太く密度が低い生地になります。
前者をハイゲージ、後者をローゲージ、その中間くらいをミドルゲージと言います。
生地はハイゲージは薄く、ローゲージは厚いです。
言葉だけだと分かりづらいと思うので、画像で説明していきますね。
・ハイゲージ
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この通り、糸がかなり細く目が詰まっています。
そして上質なハイゲージのニットは他のニットと比べ、光沢感が強いのが特徴。
薄い生地でサラッとしているので、インナーにも向いていますね。
ドレススタイルにも合わせやすいですし、カジュアルに着るときもハイゲージのニットを選べば、綺麗目で上品なコーディネートになりやすいです。
ハイゲージニットのおすすめブランドについて記事を書いたので、参考までに。
・ローゲージ
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ハイゲージのものと比べると違いは一目瞭然。
糸が太く、ざっくりしていますよね?
ローゲージのほうがより暖かそうなイメージです。
実際生地が厚いのでハイゲージより暖かいでしょう。
ハイゲージと比べると光沢感は少ないですし、生地感的にもカジュアルな部類。
・ミドルゲージ
http://bnyjp-prod.item.photo/product/2024336/2024336_detail_04.jpg?ts=20160901170432
先ほども言ったように、ハイゲージとローゲージの中間です。
ローゲージとの違いが分かりにくいかもしれませんが・・・。
実は厳密に、ここからここまでのゲージ数がミドルゲージで、これ以下がローゲージで・・・という基準はあるのですが、そんな細かいことは気にしなくて大丈夫(笑)。
ある程度感覚で分類すれば良いと思います。
ネックの種類
次にネックの種類。
どんなものがあるのか見ていきましょう。
・クルーネック
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最もベーシックな形。
誰にでも似合う、非常に使いやすいタイプです。
・Vネック
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Vの形に開いているから、Vネック。
現在はトレンドから外れていますが、今後徐々にまた人気が高まってくるでしょう。
もちろん定番の形なので、トレンドじゃないから着れないといったことはありません。
クルーネックよりも首の開きが大きいので、少しドレス目です。
・タートルネック
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こちらも定番、タートルネック。
首がしっかり覆われているのが特徴。
ここ数年、継続して人気があります。
1枚で着てもサマになりやすいのもいいですね。
首元が寂しくなりがちなジャケットやコートなどと合わせるのもおすすめ。
苦手意識がある方も多いかもしれませんが、首のリブの太さや高さでイメージがかなり違ってくるので、色々なものを試してみましょう。
・モックネック
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今シーズンのトレンドでもあるモックネック。
ハイネック、ボトルネックなどとも呼ばれます。
クルーネックとタートルネックの中間、良くも悪くも中途半端な形です。
タートルネックより低いので、首が覆われるのが苦手な人にもおすすめ。
選び方
ここまで読んでいただいて、一通りニットの基本的なことは理解していただけたかと思います。
それではどう選んでいくか。
もちろん自分が着たいものを選べばいいのですが、ここでは誰しも持っておいて損は無い、着回しやすいベーシックなものをご紹介します。
ずばり最初に買うなら、ハイゲージかミドルゲージでクルーネックのニットがおすすめ。
このくらいシンプルなものだと、本当に何にでも合うんですよね。
1枚で着るのはもちろん、ジャケットの下に、コートの下に着てもOK。
1枚で着てサマになると言えば、ケーブルニットを選ばれる方も多いかもしれません。
たしかにケーブルニットも魅力的でオシャレですが、まずは無地のものが一番着回しが利くかと。
ネックは、まずは定番のクルーネック。
Vネックでも良いのですが、その場合はあまり深すぎないものがおすすめです。
枚数が揃ってきたら、タートルネックなども買い足していくといいでしょう。
そして色ですが、やはり最初はカラフルなものより、ベーシックな色を選ぶのが正解。
ネイビーやグレーなどですね。
ネイビーとグレーはドレスな色、スーツに使われる色でもあるので、着まわしやすいです。
白のニットもなかなか使いやすいですが、まず買うならこの2色がおすすめ。
そして、生地はなるべく上質なものを選びましょう。
ニットって本来かなり高価ものなんです。
本当に良いものを選ぼうと思ったら、2〜3万円くらいはするでしょう。
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もちろん、必ずそんな高価なニットを買えと言っているのではないのですが、生地が安っぽいと全体の雰囲気も変わってくるもの。
シンプルなものを選ぶときは尚更、生地には妥協しないようにするのが鉄則です。
安い物を何度も買い替えるより、良いニットを買って、しっかりケアしながら、長く愛用していきましょう。
いかがでしたか?
ニットの種類と選び方をご紹介しました。
参考にしていただければ嬉しいです。