今までウール素材のニットを着るには少し暑い日も多かったですが、ようやく薄めのハイゲージのニットが活躍してくる時期ですね。
今回は、そんなハイゲージのニットでおすすめできるブランドをいくつかピックアップして、価格順にご紹介します。
手軽な価格のものから、素材にこだわった最高級のものまで、マイナー過ぎるものは避け、購入しやすい物を選びました。
このサイトでおすすめするブランドやアイテムはどれもシンプルでベーシックなもの。
今回ご紹介するのも、変わったデザイン・シルエットのものではなく、どなたでも愛用できるごく普通のニットです。
「ハイゲージって何?」という方は、まずこちらの記事からお読みください。
ニットの種類について詳しく解説しています。
UNIQLO(ユニクロ)
http://im.uniqlo.com/images/jp/pc/goods/173211/item/69_173211_large.jpg
以前にもご紹介した、ユニクロのエクストラファインメリノ。
低価格で良いハイゲージニットをおすすめするとしたら、これは間違いなく外せないでしょう(笑)。
価格は約3000円と非常にお手頃ですが、この価格からはとても考えられないほど良い生地を使っています。
色によって多少出来栄えが違いますし、店頭にはVネックしかない(オンラインストアではクルーネックも販売されています)のが残念ですが・・・。
詳しくはこちらの記事で。
無印良品
http://img.muji.net/img/item/4549738400226_1260.jpg
無印のハイゲージニットもかなり出来が良いです。
おすすめはウールシルク。
ウールの生地にシルクを10%混ぜたことによって、ウール100%のニットとはまた違った美しい光沢が出ています。(洗濯機でも洗えます)
http://img.muji.net/img/item/4549738400226_04_1260.jpg
クルーネックしか販売されていないのが残念ですが、カラーバリエーションは豊富で、使いやすい色が多く、どれも発色が良いですね。
僕も何枚か買う予定です(笑)。
価格は約5000円。 こちらも超お手頃価格。
ユニクロより少し高めですが、同じくらいおすすめです。
nano・universe(ナノ・ユニバース)
http://store.nanouniverse.jp/feature/16aw_torimatsuzaka/img/crewneck_item1.jpg
ナノ・ユニバースのオリジナルのニット、ウルトラエクストラファイン メリノウールニット。
「男前の羊でつくりました」というキャッチコピーで人気のハイゲージニットです(笑)。
このニットの最大の特徴は肌ざわり。
実際に触った方は分かると思いますが、まるでカシミアのように柔らかく、優しい肌ざわりです・・・。
この後紹介するハイゲージニットのような、一目で良いものだと分かる、圧倒的な高級感こそないものの、素材の良さが伝わってきます。
価格は約9000円となかなか抑えてあります。
詳しくはこちらの記事で。
BEAMS F(ビームス エフ)
http://cdn.beams.co.jp/img/goods/21150246872/O/IMG_0990.JPG
ビームスと言えばカジュアルな服のイメージが強いですが、ビームスFは大人向けのややドレス要素が強いレーベル。
シンプルで良いものが多く揃っているので、僕もよく見に行きます。
そんなビームスFのオリジナルのハイゲージニット、別注ITALY製ハイゲージ。
生地にはもちろん高級感があり、後染めしているので少し色落ちがあります。
ネックの部分とか特に良い味出してますね・・・。
http://cdn.beams.co.jp/img/goods/21150246872/O/IMG_0999.JPG
生地に表情があるので、1枚で着てもサマになりやすいです。
ネックタイプはクルーネックとタートルネックがあります。
どちらも価格は変わりませんが、タートルネックのものは生地が先染めなのでクルーネックのような色落ちはありません。
カラーバリエーションもなかなかシックなカラーが多いです。
また、価格も約20000円となかなか抑えられているところもポイント。
前にお店で見たときに、後述するクルチアーニのニットの横に並べて置いてあって、流石にそれには及びませんが、コスパの高さを実感しました。
GRAN SASSO(グランサッソ)
http://bnyjp-prod.item.photo/product/2020041/2020041_main.jpg?ts=20160811124313
グランサッソという名を聞き慣れない方も多いかもしれませんが、イタリアの老舗のニットブランド。
日本ではまだ知名度はそこまで高くありませんが、高感度なセレクトショップではよく見かけ、人気上昇中です。
このニットの特徴は何と言っても、圧倒的な光沢感。
ずっと見ていたくなるほど、とにかく綺麗なんです(笑)。
バーニーズニューヨークでも取り扱われており、一緒に見ていた人も思わず手に取って光に当ててみたくなるほど(笑)。
また、後染めにより独自の表情があります。
http://bnyjp-prod.item.photo/product/2020042/2020042_detail_02.jpg?ts=20160811124758
価格は約25000円。おすすめです。
JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー)
http://cdn.beams.co.jp/img/goods/21150242337/O/IMG_1858.jpg
上質なハイゲージニットの代名詞でもあるジョンスメドレー。
王室御用達でもあり、ニットを語る上で欠かせないブランドです。
30ゲージの繊細なニットは見た目も美しく、そして着心地にも優れています。
以前、ジョンスメドレーのタートルネックを素肌に着ましたが、本当に肌触りが良く、チクチク感はありませんでした。
http://cdn.beams.co.jp/img/goods/21150244337/O/IMG_1140.JPG
素材にも物凄くこだわっていて、シーアイランドコットンやニュージーランド・メリノウールなどが有名ですね。
また、カラーバリエーションも豊富です。
価格は約30000円。
決して安くはありませんが、それだけの価値はあるでしょう。
Cruciani(クルチアーニ)
http://strasburgo.co.jp/floor/mens/news/Cruciani_2.jpg
クルチアーニはイタリアの高級ニットブランド。
最高品質の素材を用いることに定評があり、先ほど述べたビームスFやバーニーズニューヨークなど多数の高級セレクトショップでも取り扱われています。
紡績、染色、縫製など、全ての工程を自社で行っていることでも有名。
クルチアーニのニットはどれも魅力的ですが、この27ゲージのニットも定番です。
独自の色落ち加工も特徴の1つで、ネックや肩の部分などが良いですね。
画像のものはネックのリブ部分が9ゲージで少しざっくりしているなど、少しカジュアルなディティールもあります。
シルエットはタイトで、洗練されています。
http://img.strasburgo.co.jp/img/item/STB01/STB0116F0147/STB0116F0147_pz_a032.jpg
このように、クルチアーニはクラシックな雰囲気とモダンな要素も持ち合わせた面白いブランドでもあるのです。
価格は今回の中では最高額の約40000円。
いかがでしたか?
今回はハイゲージニットのおすすめブランドを、手軽な価格なものから一流のものまで紹介しました。
秋冬のお買い物計画のお役に立てれば幸いです。