ラグジュアリー×スポーティ HERNO(ヘルノ)のリバーシブルダウンベスト

8月や9月、まだ暑い中、汗を流しながらセレクトショップに行き、秋冬物を見て回っていました…(笑)。

春夏物のセール品もほとんど売れてしまって、アパレル的には本格的に秋冬シーズンが始まるころですね。

英国調がトレンドなのもあり、グレンチェックの3ピーススーツを着ている店員さんが多かったのも印象的でした。

そんな時、一目惚れしてしまったのが、今回おすすめするHERNO(ヘルノ)のリバーシブルダウンベストです。


ヘルノはイタリアの老舗のアウターブランド。

インポートブランド好きの方なら、知っている方も多いと思います。

上品でクラシックなデザインですが、機能性を追求しているのが特徴。

今シーズンも非常に注目されており、男性だけでなく、女性にも人気があります。

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http://strasburgo.co.jp/floor/mens/stylefile/m_herno_16fw_sfile_1.jpg

このダウンベスト、まず、非常にシンプルなデザインなのがポイント。

高級ダウンにありがちな、大きなブランドロゴもありません。

シンプルな故に、素材の上質さが際立つのです。

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高密度なナイロン生地は、マットで上品な光沢感があります。

そしてナイロンとは思えない肌ざわりの良さ(笑)。

ベーシックなダウンベストですが、一目で良いものだと分かります。

これを見て、「それ、ユ〇クロ?」と言う人はいないでしょう。

ダウンの羽は非常に細いので、使っているとよく縫い目から羽が出てきたりしますよね?

通常はそれを少しでも抑えるために、ダウンパックと呼ばれる袋に詰められるのですが、敢えてそのダウンパックを用いず、表面の生地の中に直接ダウンを注入しています。

これによって軽量化され、ブランドの方針である機能性も追求されています。

実際、びっくりするほど軽く、着ていることを忘れるほど。

「ダウンパックを用いないってことは、縫い目から羽が出てくるんじゃないの?」

まぁ…多少出てきます。

自分のお気に入りだからと言って、誇張はしません(笑)。

しかし、ダウンプルーフと呼ばれる、ダウンが出てきにくい加工がしてあるので、これでもかなり抑えられているのでしょう。

どんな高スペックなダウン製品でも、中から羽が出てくるのは避けられないですし、そんなに気にするほどの量でもないと思います。

シルエットは少し身幅が広めなので、ある程度厚手のトップスの上からでも着ることができます。

もちろんインナーとしても使えるように、モコモコしすぎてはいません。

「スリムなシルエットじゃなかったら野暮ったくならない?」と思う方もいるかもしれませんが、肩と袖のラインを見てみてください。

ちょっと内側に寄ってますよね?

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http://cdn.beams.co.jp/img/goods/21060086595/O/IMG_0815.jpg

まっすぐストンと落ちているダウンベストも多いですが、内側に寄っていることによってスマートに見えます。

これだけでもかなり印象が変わってくるんですね。

襟は使いやすいスタンドカラー。

今シーズンはノーカラーのインナーダウンがトレンドですが、工夫せずに着てもサマになるものはなかなかありません。

ジップなど、細部にも高級感があります。

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細かなところですが、わりと目立ちやすいところでもあるんです。

また、センターはダブルジップなので便利です。

そして、最大の特徴であるリバーシブル。

リバーシブルのアイテムは珍しくありませんが、メインじゃない方は微妙な色だったり、チープな感じがしたりして、結局両面使わないことが多いと思うんです。

ですが、このダウンベストは違います・・・。

両面とも非常に使いやすい色ですし、裏側も手を抜いている箇所はありません。

僕が選んだのはネイビー×ブラウンのカラーです。

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イタリア的な、非常に定番の色の組み合わせですね。

ダウンベストはよく使うアイテムなので、これは嬉しいです。

カラーバリエーションは取り扱っているお店で少し違うかもしれません。

メジャーなセレクトショップだと、ストラスブルゴ、ビームスFなどですね。

価格は約6万円。

ダウンベストにしては高価ですが、秋冬のワードローブの中心になりますし、長く使える物でもあるので、今回おすすめしました。

長く使える物こそ、ベーシックな物を選んでみてはどうでしょうか。


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