そろそろ防寒対策もしっかり考えなければいけない時期になりましたね。
今回は、冬用のインナーとして人気が高い、Uniqlo(ユニクロ)のヒートテックの選び方について考えてみようと思います。
やはり防寒目的に着用されるものなので、機能性だけに注目されがちですが・・・。
“オシャレをどれだけ邪魔しないか”もインナーにとっては重要なポイントです。
透けたり、シルエットが崩れたりしたらカッコ悪いですよね。
見た目重視なら、シャツもニットも、素肌のそのまま着るのがベストですが、やはり寒い場合もあるので、着ざるを得ない方も多いでしょう。
というわけで、ファッション視点からヒートテックを見ていきます。
機能性について述べているサイトはたくさんありますし、十分なデータが取れるわけではないので、そこにはあまり触れません。
ヒートテックの種類
2016年のヒートテックは2種類あります。
通常のヒートテック
http://im.uniqlo.com/images/jp/pc/goods/172754/item/31_172754.jpg
ヒートテックエクストラウォーム
http://im.uniqlo.com/images/jp/pc/goods/172767/item/31_172767.jpg
エクストラウォームというのは、通常のヒートテックよりも1.5倍暖かいと謳われている、防寒性能を高めたモデルで、極暖と呼ばれています。
両方のモデルを購入して着用してみましたが、確かに極暖のほうが温かかったです。
感覚的なものなので、1.5倍も変わるかどうかは分かりません(笑)。
色はどれがいい?
まず色ですが、これはベージュ一択。
肌色の下着を着るのが恥ずかしいと思う方もいるかもしれませんが、人に見せる物じゃないので、単品として見てカッコいいかどうかで判断するのはやめましょう。
大事なのは、どれが一番透けにくいかですね。
白色のインナーが透けにくいと思っている方も多いですが、実はあれ、めちゃくちゃ透けるんです・・・(笑)。
白シャツの下に白Tシャツを着てるのがモロバレしてる人見たことありますよね?
インナーの透けやすさは、肌の色とインナーの色の差で決まります。
なので、ベージュが正解。
白Tシャツは肌の色と違いすぎるから透けちゃうんですね。
白を選ぶなら、黒やグレーやネイビーを選んだほうがマシです。
しかし、このベージュ、色がかなり濃いです・・・。
よ~く見れば、透けているのが分かります。
画像は今年の夏に買ったエアリズムとの比較。
実物はもう少し明暗の差がはっきりしています。
ヒートテックは暗すぎるし、エアリズムは明るすぎる。
どっちも極端すぎです(笑)。
透けないためのベージュなのに・・・。
通常のヒートテックと極暖ヒートテックに色の違いはありません。
生地は、極暖のほうが起毛しているので厚いです。
http://im.uniqlo.com/images/jp/pc/goods/172764/sub/172764_sub4_popup.jpg
生地が厚いといっても、シルエットに影響が出るほどではないので大丈夫です。
なので寒さによって、好きなほうを選んでいただければ良いかと。
ただ、どちらのヒートテックも着用感はありますね。
その点、エアリズムは優秀でした。
薄くて軽かったので、本当に着てるのを忘れるくらいだったので、いつかヒートテックもそうなればいいなぁ。
Vネックの深さは?
もちろん、服の下から見えないかも重要ですね。
しかし、これもちょっとイマイチ・・・。
ベージュのヒートテックはVネックのタイプしかないですが、これは特に問題ありません。
問題なのは、Vネックの深さが甘いということです。
Vネックの横幅というか、開き具合も狭いので、同じくVネックのニットを着るとチラ見えします。
シャツを着た時も、ボタンは2つ開けるのがスタンダードだと思いますが、普通に見えてしまいます。
せめてエアリズムくらい開いてくれてたら良かったのに・・・。
個人的にはあれでも少し足りないくらいです。
ヒートテックと違い、ネックや袖に縫い目がない、シームレスのタイプは販売されてません。
薄いハイゲージニットを着ると、少し凹凸が出たりするので、来年こそはシームレスも出してほしいですね。
半袖か、長袖か
通常のヒートテックも極暖も、長袖のタイプがあります。
http://im.uniqlo.com/images/jp/pc/goods/172764/item/31_172764.jpg
「長袖は袖がもたつくんじゃないの・・・?」と心配している方も多いかもしれませんが、わりと細いので、そこまで影響はないと思います。
特に袖口ですが、画像を見て分かる通り、リブがついています。
リブがしっかり締るので、ピッタリしたフィットになるのですが、同時にインナーを着てる感も強くなります。
しかし、これがデメリットにもなるんです。
薄いニットを1枚で着るとき、ちょっと袖をまくることが多いですよね。
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ヒートテックの袖口はピタッと張り付いているので、ニットをまくると見えてしまうんです。
両方一緒にまくると見た目は問題ないですが・・・。
先ほど言った通り、リブが元々ピッタリしてるので、腕がかなり締め付けられます。
腕まくりしないコーディネートの日であれば、長袖もおすすめです。
僕は着心地優先なので、なるべく半袖がいいですね。
ちょっと辛口になってしまいましたが、やはり手頃な価格帯は魅力的ですし、機能性にも優れ、オイルを配合しているので肌ざわりもなかなか良いです。
透けにくく、首が詰まっている服の下に着るのであれば問題はないでしょう。
是非、これからも改良を続けていってほしいですね。