【ロンT比較】2000円のユニクロと7000円のセレオリ 一体どこが違うの?

いやー遅くなってしまいました。

ロンT記事。

すでに1枚で着られる時期は終わってしまいましたが……(ひと月以上前から写真撮って準備していたのになぜ……)。

まあ冬はインナーとして使えますし、春にはまた活躍するのでね。

もう需要がないわけではないかな、と。

紹介しているアイテムもまだまだ買えますし!

というわけで今回は、ユニクロの2000円のロンTと、セレオリ(セレクトショップのオリジナル商品)の7000円のロンTの比較記事。

ユニクロのロンTはたしかに素晴らしいけど……ちょっと不満がないわけでもなく。

かといって1,2万円もするブランド物なんて、なかなか買えないし……。

そこで比較的手の届きやすいセレクトショップのオリジナル品から、おすすめのアイテムをご紹介しましょう。

ユニクロのロンTのどこが素晴らしく、どこがダメなのか。

セレオリのロンTのどこが良いのか。

3倍の価格差の価値は本当にあるのか。

などなど、お話ししていきますよ(写真でどこまで伝わるかちょっと不安ですが!)。

コスパ最高のタフなロンTならこれ!

まずはユニクロのロンTから見ていきましょう。

ユニクロには、ユニクロUから毎シーズン出ている定番商品、「クルーネックT(長袖)」(¥1,990)があります。

クルーネックT(長袖)

これ本当に名品で……。

私も毎週のようにガシガシ着てます。

いちばんの特徴は、分厚いハードな生地。

Tシャツにしてはかなり厚く、まるでスウェットのような厚みがあります。

硬さもあるので、めちゃくちゃハリ感があるんですよね。

そのおかげで体のラインを拾いにくく、下着に見られることは絶対にありません。

耐久性にも優れていて。

もう何度も洗濯機に回していますが、購入したときと状態はほとんど変わらないですね。

無地のロンTってけっこう使用頻度高いアイテムだと思うのですが、これは本当にタフな作りなので、へたるまでには相当時間がかかるでしょう。

デザインはごく普通で、胸にポケットや、袖先にリブがあります。

全体の雰囲気としては、ヨーロッパ系の綺麗めで上品なTシャツというよりは、アメリカ系のカジュアルなTシャツ。

ちなみにユニクロUには、半袖の「クルーネックTシャツ(半袖)」という商品もあるのですが、実はそれとはまったく素材感が異なります(見比べたら誰でもすぐわかりますよ!)。

両方ともコットン100%ですが、半袖のTシャツは、光沢のないざらざらした生地であるのに対して、こちらはもう少し品の良い、艶のある生地。

素材感は間違いなくこちらの方が優れています。

そして最大の魅力は、2000円という価格でしょう。

同じ価格でこのクオリティのTシャツを出せるブランドは他にないはずです。

コスパという面ではピカイチです。

ただ……シルエットが微妙なんですよね。

ユニクロらしい、ごく普通のロンTといった感じで。

今はゆったりしたシルエットがトレンドというか、オシャレの大前提になってきているのですが、そのゆったり感が出にくいのです。

私はXLまでサイズを上げて着ていますが、それでもいまひとつ。

ユニクロも昔に比べると多少はトレンドが反映され、全体的にゆったりしたシルエットにはなってきましたが、まだまだ追いついていません。

特に気になるのが袖の細さで。

決してタイトなわけではないのですが、やはり昨今のトレンドから考えると物足りないですね。

ゴワゴワした生地感なので、すっと落ちる感じもなく。

袖口もリブになっているので、余計に細く見えてしまいます(別にリブが悪いわけではなく、たとえば袖口のリブがキュッとなっていて、そこにボリュームのある生地がクシュっと溜まっていたりすると今っぽいのですが)。

それから、先ほど生地に艶があると書きましたが、といっても別に高級感があるというほどではなくて(例えばスーピマコットンのような)。

あくまで、見た目はごく普通の無地のTシャツなんですよね。

なのでのっぺりして見えやすく、シンプルなパンツなんかと合わせると地味になりやすいので注意が必要です。

また素材感に加えて、胸ポケットなどカジュアルなデザインなので、少し子供っぽい印象も受けます。

別にダサいわけではまったくないのですが……。

しかし1枚で着てオシャレに見える服かと言うと、そうじゃないなと。

少なくとも私は、これ1枚でデートに行ったり、おしゃれな洋服屋さんに入るのはちょっと気が引けてしまいますね。

インナーとしてなら全然ありなのですが……。

しかし硬い生地ゆえにインナーとしてはちょっと使いづらく。

場合によってはアウターのシルエットを崩してしまうことがあります(コートなどがっしりした作りのアウターであれば問題ありません)。

物自体は大好きですし(硬い生地なので着心地はあまり良くないのですが、そういうハードな肌触りもなぜか癖になるんですよね)。

価格も本当に素晴らしいんですけどね。

でも、「今日はオシャレをしよう!」という日には少し心許ないなと。

ユニクロの欠点を解消したアーバンリサーチのロンT

そこで、ユニクロのロンTの欠点が解消されているものとして紹介するのが、URBAN RESEARCH(アーバンリサーチ)のロンT(¥7,150)。

度詰めワッフルロングスリーブ

仕様を少し変えながら、毎シーズン展開している定番アイテム。

175cm、65kgの私で、Lサイズを着用。

ドメスティックブランドに比べるとずいぶん常識的なサイズ感ですが、ユニクロよりもひと回りゆったり目に作られています。

もう少しルーズに着る場合はXLでもよかったかな。

アームホールも、ユニクロより少し広いです。

いちばんの違いは生地。

こちらはワッフル生地といって、表面に凹凸のある生地です。

立体感のあるおかげで機能性にも優れているのですが、デザイン的な観点からも、のっぺりした印象になりにくいんですよね。

こちらもTシャツにしては生地が厚く。

ただユニクロのロンTほどのハリ感はないので、生地が落ちる感じがあります。

サイドスリットもあるので、腰のあたりで溜まったりもしないですね。

ユニクロよりも小慣れた雰囲気があり、上位互換と言ってよさそう。

色展開は豊富で、ベーシックカラーはだいたい揃えられています。

着用しているのは、新色のブラック。

もう一度ユニクロのロンTを見てみましょう。

そしてアーバンリサーチのロンT。

伝わるかな……。

今回かなり微妙な話をしているので、写真だとなかなか伝わらないと思うんですよね(ごめんなさい)。

でも実物を見るとぜんぜん違いますよ(特に生地感)。

ただ、価格に比例して3倍以上優れているのかというと、正直そこまでの差はないですね。

オシャレなのはアーバンリサーチのほうだけど、コスパはどう考えてもユニクロのほうが上です。

別にこれで7000円は高いとは思いませんが、ユニクロのロンTが安すぎるんですよね……(笑)。

とはいえ、このアーバンリサーチのロンT、実はもっと安く買う方法があります。

現時点ですでに10%OFFのセールになっているのですが、ZOZOだとそこからさらにクーポンが使えて。

アーバンリサーチはけっこうな頻度で2000円OFFのクーポンが配布されるんですよね。

なので実質的に4000円台で購入することができるのです。

これも今回このアイテムを取り上げた理由のひとつ(実は私もそうやって買いました)。

7000円というのは良くも悪くも、中途半端な価格なのでね。

適正価格だとは思いますが、そこまで出すなら高くてもブランド物を買って……とならなくもない。

そうすればこのアーバンリサーチのものより、もっともっとオシャレなものが買えますし。

しかし4000円台で購入できるなら、これはかなりオススメです。

それでもユニクロの倍以上するわけですが、それだけの価値は十分にありますよ。

さて、今回はユニクロのロンTとセレオリのロンTを比較していきました。

それぞれ一長一短があったと思います。

何度も言いますが、ユニクロのロンTも決して悪いわけではありません。

本当にコスパ最高で、耐久性も高く、普段使いには文句なしにオススメできます。

しかし「ちょっとオシャレしたいな」というときは少々物足りない。

そういうときは今回ご紹介したアーバンリサーチのロンTのほうが向いています(もちろんもっとお金を出せば、さらに良いものが買えますよ)。

単純にどちらが良い・悪いということではなく、着用するシーンによって選んでみてくださいね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする