GUのマストバイアウターはこれ! ウィンドプルーフマウンテンパーカをレビュー!

いやーまさかGUでこんなにかっこいいアウターを見つけられるとは。

今回ご紹介するのは、5000円で買えるGUのマウンテンパーカー。

これ……すごいですよ。

安っぽくなく、リラックスしたシルエットでトレンド感があります。

秋に着られるのはもちろん、インナー次第で真冬にも対応できますよ。

「雨でもガシガシ使えて、コーディネートを組みやすくて、なおかつ冬を越せる良いアウターないかな〜。できれば安いとありがたいんだよな〜」

という方に、めちゃくちゃオススメ。

レビューしていきましょう。

たしか9月頃だったと思うのですが、たまたま時間を潰すために立ち寄ったGUで、良さげなマウンテンパーカーが目に入ったんですよね。

試着してみると、期待を上回る出来の良さ。

それが「ウィンドプルーフマウンテンパーカ」(¥4,990)。

ウィンドプルーフマウンテンパーカ

そのときはサンプルとしてお店に展示してあるだけだったので、後日少し肌寒くなってから購入しました。

まず特筆すべきが、シルエットの良さ。

これ1枚羽織るだけで簡単にサマになるんですよね。

今年2022年秋冬のモデルはゆとりのある、リラックスしたシルエットになっています。

昨今はアウターもオーバーサイズが主流になってきており、ジャストサイズのものはちょっと着づらい。

かといってあまりに大きすぎると、抵抗を感じる方も少なくないと思うんですよね。

しかしこれくらいならやりすぎておらず、ちょうどいいんじゃないでしょうか。

これはGUだからできること。

年配の方も購入するユニクロだとどうしてもシルエットにトレンド性を取り入れづらいのですが、GUならばそれができます。

ユニクロはインナーもアウターも、まだまだジャストサイズのものが多いので……。

ここはGUの大きなメリットじゃないかと思います。

ユニクロでもサイズをXLなどに上げることによってオーバーサイズに着ることもできるのですが、これがなかなか難しい。

単にサイズを上げただけだと、「なんか微妙だな」となることも多いのです。

やはり元から大きく作られたものをジャストサイズで着るのと、そうでないものをサイズを上げて着るのとでは違うんですよね。

横から見ると、このようにボリュームが出てくれます。

後ろからの着用画像も。

近年アウトドアブランドが人気なこともあって、メンズの定番アウターとなっているマウンテンパーカー。

実は非常にコーディネートを組みやすいアイテムでもあります。

カジュアルなジーンズやスニーカーと合わせてもいいし、綺麗目なスラックスや革靴と合わせてもいいし。

細身のパンツでもいいし、太めのワイドパンツでもいいし。

そもそも中のインナーは隠してくれるし。

基本的になんでもOK。合わせるアイテムを選びません。

苦手意識を感じる人が少ないのもいいですね。

ステンカラコートやチェスターコートのように気取った感じや、ライダースジャケットのような色気もないですし。

またマウンテンパーカーの「顔」である、フードの立ち上がりも綺麗。

このフードがあるおかげで首元が寂しくならず、 「とりあえずこれを着ておけば」と言えるアウターになっています。

フードや襟のないアウターって案外着こなすのが難しく、インナーに気を使ったりするのですよ。

しかしこれはそういう心配はいらないですね。

また顔まわりに大きなフードがあることで、相対的に小顔に見せてくれるというメリットもあります。

ちなみにジップを開けて着るとこのような感じ。

フードがへたって寝てしまい、少し不格好になるのが気になりますが、「前を開けて着るのはNG!」というほどではないですね。

私自身、こうやってジップを開けて着るのも好きです。

生地はポリエステル100のリップストップ。

決して高級感があるとは言えませんが、安っぽくはありません。

近くで見るとポリエステルらしい光沢はありますが、いかにもファストファッションというチープさはないですね。

薄い生地なので、Tシャツなどの上に羽織れば秋口からでも着られます。

インナーを調整すれば、真冬でも着用できるかと。

薄手なので冬は……と思うかもしれませんが、防風性のある素材を用いているので風を通しにくく、熱を外に逃さないので中は温かいままなのです。

見た目的にも、寒々しい感じはしないですし。

身幅やアームホールなどは相当広く、太く作られているので、厚手のニットやインナーダウンも余裕で中に着込むことができます。

そして生地にはハリ感があるので、着込んでも着膨れせず、シルエットが崩れにくい。

この辺りはオーバーサイズのメリットですね。

それから撥水加工が施されているので、雨の日でも気にせずガンガン使えます(価格的にもガンガン使えます)。

もちろん本格アウトドアブランドのプロスペックのものと一緒にしてはいけませんが、軽い雨であれば大丈夫かと。

雨の日、私も苦手なんですよね……。お気に入りの服とか、頻繁に洗えないウールの服とか着たくないですし。

そんなときこういうアウターがあると本当に助かります。

 

ディテールについても少し触れておきます。

腰位置の両サイドには、パッチ&フラップポケットと呼ばれる大きなポケットがついており、収納性も抜群。

さらには、その上にハンドウォーマーポケットを重ねた二重構造になっています。

後者は名前のとおり、手を入れるためのポケット。

これがあるおかげで、横からストレスなくポケットに手を入れることができます。

上が開くタイプのポケットだと手を入れづらいですし、アウターのシルエットも崩れてしまうので。

それから左胸の位置にも、ひとつファスナーポケットがついています。

これには実用的なメリットももちろんあるのですが、腰ポケットと合わせて、デザインとしても機能しています。

おかげでECWCS(読み方はエクワックス。ミリタリーウェアの一種)などよりも装飾性が生まれ、地味になりにくい。

つまり羽織るだけで簡単にサマになるということです。

サイズに関しては、175cm、65kgの私でLサイズを着用しています。

XLサイズも試してみたのですが、もともと大きく作られているので、かなりビッグシルエットになり……。

相当ボリュームが出て着丈も長くなったので、Lサイズくらいがちょうど良いかなと。

色は断然、黒がおすすめ。

ボタンなどの金具類もマットな黒に統一されており非常にかっこいいです。

黒であれば素材感もごまかせますし。

もうひとつベージュと黒のカラーブロックデザインのものも展開されており、これはこれで面白いなと思ったのですが、ちょっと可愛い感じになるので好みが分かれるかな。

それに明る色だと、どうしても素材のチープ感が目立ってしまうんですよね。

欲を言えば、ネイビーやダークグレーもあると選択肢が広がってなお良かったのですが、まあメンズカラーの基本である黒があるので文句はありません。

このクオリティのアウターが5000円で買えるのは本当にすごいですよ。

3シーズン使えて、羽織るだけでサマになって、雨の日でもガンガン使えるマウンテンパーカー。

1枚持っておいて損はありません。

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