2016秋冬 西川ダウンのラインナップを解説 nano・universe

今回はnano・universe(ナノ・ユニバース)の今最も注目されているアイテム、西川ダウンについて。


西川ダウンとは、400年以上の歴史を持つ老舗の寝具メーカーの東京西川とnano・universeのコラボ商品。

約4万円とダウンにしては手軽な価格ながら、高品質なポーランド産ダウンを使用し、デザインも優れていることから、人気が高いアイテムです。

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シリーズ全体的に、ややモードな雰囲気があるので、一般的なダウンは少し野暮ったくて苦手という方にもおすすめ。

今シーズンは展開するモデルを増やしており、一般的なダウンジャケットはもちろん、スリムなダウンジャケット、ダウンコート、ダウンベストなどなど、様々なモデルを展開しています。

最初は1番人気のモデルであるG2ジャケットをおすすめして終わろうと思っていたのですが、他にも魅力的な物が・・・。

せっかくなので、全部ご紹介します(笑)。

全部で10種類ほどあるようなので、どれが良いのか迷う方も、参考になれば幸いです。

ダウンの性能(温かさなど)については、実際に購入して使用していないので述べません。

ですが、何年も継続されて展開されており、既に定評があるので、少なくとも日本で着用する分には困ることはないでしょう。

なので、デザインをメインに、ダウンの今シーズンのトレンドと共に解説していきます。

以前書いたナノユニバースのニットの記事、なかなか好評でした。

男前の羊でつくったニットとは? nano・universe(ナノ・ユニバース)
  昨日は原宿・渋谷の辺りで色んなお店を回ったのですが、一日中歩くとやはり疲れますね〜。 大体アパレルショップは20時くらいに閉まるので...

先日、自分も1枚購入したのですが、やっぱり肌ざわり凄く良いですね。

G2ジャケット・G2ウールJKT

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まずは定番の人気モデル、G2。

表面の生地がナイロンの物とウールの物があります。

画像は上がナイロンで、下がウール。

ボリューム感のある、スタンダードなダウンジャケットですね。

ここ数年でインナーダウンが浸透し、スリムなダウンが人気でしたが、最近は以前のような少しモコモコした、ボリューム感のあるダウンがトレンドです。

もちろん、ただボリューム感さえあれば良いってわけではありません。

こんな感じのモコモコしすぎるダウンジャケットは流石に野暮ったい。

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このG2はちょうど良いシルエット。

着丈も短すぎず長すぎず、袖も程よく細い。

フードが付いているのも良いですね。

首元に何もないと寂しい感じになるので、フードが有るか無いかは重要です。

生地ですが、ナイロンかウールか、悩む方も多いと思います。

ナイロンは高密度な生地を使っているので、マットな光沢感があります。

ウールもこの価格にしてはなかなか良い生地を使っているので、安っぽくは見えません。

ナイロンはスポーティ、ウールは落ち着いたイメージ。

どちらもおすすめですが、よりコーディネートに合わせやすいのはウールのほうでしょうか。

カグラJKT

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こちらはかなりスリムなシルエットのダウンジャケット。

身幅も袖も、かなり細身です。

着丈はG2とあまり変わらないように思いますが、シルエットがスッキリしているだけに、少し短く感じます。(特にフロントを閉めた時)

先ほどのG2より、更にモード感が強くなっていますね。

正方形のキルティングも特徴。

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前を閉じるとより分かりやすいですね。

後ろも同じようになっています。

生地はポリエステルですが、G2と同じくマットで上品な光沢があります。

今シーズンから新しく登場しましたが、人気のモデルですね。

ウールJKT

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店頭で最初に見た時は、「カグラにウールverがあったのか!」と思ったのですが、違いました(笑)。

カグラと同じくスリムなシルエットのダウンジャケットです。

袖口や裾がリブになっていて、スポーティなのが特徴。

全体的にミリタリーなディテールが見られる西川ダウンシリーズですが、特にこのモデルはそうですね。

カグラと違い、襟にドローコードが付いていたり、正面のポケットがボタンだったりします。

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生地はウールとレーヨンの混合。

ウールと名は付いていますが、わりと化繊感があります。

G2のウールの生地のほうが良かったかな・・・。

シングルコート

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ダウンジャケットより少し着丈を長くした、コートタイプです。

ボリューム感のあるまま着丈を長くすると、野暮ったくなってしまうので、なかなかスッキリしたシルエットになっています。

ですが、コートにしてはかなりショート丈。

ドレススタイルにも合わせやすいように意識されているみたいですが、にしては少しスポーティな要素が目立つような。

スーツの上などに羽織る場合はフードは取り外したほうがいいですね。

ポーラーJKT

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防寒性を更に高めたフラッグシップモデル。

襟元のコヨーテファーが最大の特徴ですね。

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正面の大きなポケットや、目立つステッチ、袖口のリブなど、ミリタリーの要素も強いです。

ただ、シルエットが少し野暮ったいですね・・・。

価格も約7万円と、シリーズの中では最高額。

リバーシブルベスト

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うーん、これはどうなんでしょう(笑)。

最近はノーカラーのインナーダウンもトレンド。

しかし、首元に何もないダウンはなかなか使いにくいんです。

加えて、派手な柄があることで難易度上昇。

リバーシブルで、裏返すと無地のシンプルなダウンベストになるので、裏返しにしてコートのインナーにしてあげれば・・・ってそれじゃこのアイテム選ぶ意味がなくなっちゃいますよね・・・。

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裏がしたときに、ボタンの色が目立ちにくくなっているのところは良いです。

ダウンの分量が少ないのもあって、価格は約15000円。

G4ベスト・G4ウールVT

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こちらのダウンベストはなかなかおすすめ。

G2をそのままダウンベストにしようなデザインですね。

先ほどの物とは違い、フードが付いているのが良いです。

画像を見比べて貰えれば、アウターとして着たときの印象が大きく違うのが分かると思います。(もちろんデザインやシルエットが違うのもありますが)

フードを取り外してもスタンドカラーなので、使いやすいかと。

生地はG2と同じくナイロンとウールがあります。

薄いものより、こういった少しボリューム感のあるダウンベストのほうが僕は好きですね。

ナイロンステンカラー

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たまたま雑誌に載っていて知ったのですが、どうやらステンカラーのコートタイプもあるようです。

西川ダウンの特設ページでも紹介されていないですし、知っている方はあまりいないんじゃないでしょうか。

僕が確認したときは、なぜか公式通販サイトでは取り扱っていませんでした。(品切れ?)

アイテムの解説に入りますが・・・、ダウンらしくない、ダウンコートです。(笑)

先ほどのシングルコートと比べ、ボリューム感も無ければ、キルティングもない。

着丈もしっかりあるので、見た目は完全に普通のコート。

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でも、ちゃんとダウン入ってます。

尖ったデザインはありませんし、ステンカラーコートのディテールを受け継いで、フロントは比翼仕立て。

なかなかドレス要素の高いダウンコートです。

もしスーツの上に羽織るダウンコートをお探しなら、こちらの方が良いと思います。


2016秋冬の西川ダウンのラインナップ10種類を解説しました。

全てがおすすめできるわけではありませんが、高コスパなダウンなので、是非チェックしてみてください。


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