メンズファッションにおいて欠かせないレザージャケット。
そろそろ羽織りたい時期になってきましたね。
しかし、大人がスマートに着るのであれば、いかにも”バイク乗ってます”みたいな恰好に見えないように、ゴツゴツしすぎないように気をつけなければいけません。
デザインや素材など、種類があるので迷う方もいらっしゃるでしょう。
今回はレザージャケットの着こなしと選び方についてご紹介します。
シングルか? ダブルか?
レザージャケットにも色々種類がありますが、最も定番であるライダースタイプは大きく分けて2種類あります。
シングルとダブルです。
これがシングル。
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これがダブル。
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シングルは正面にジップアップがあり、スタンドカラーのシンプルなデザイン。
ダブルはポケットや襟があり、ジップも増えています。
去年の秋冬はダブルがトレンドでしたし、今季も様々なブランドから発売されているのですが・・・。
おすすめはズバリ、シングルタイプです。
もちろん、「ダブルは絶対に選んではダメ」と言っているのではないですし、ダブルが好きな方も大勢いらっしゃるかと思います。
ですが、シングルに比べると本当の意味で着こなすのは難しい。
僕の主観的なイメージもあるのは否めませんが、ダブルは強烈な印象なので、どうしてもコスプレっぽくなってしまうんですよね。
実際にバイクに乗っている方は別にして、その人のライフスタイルに合ったスタイルを作り上げていくのも、大人のファッションではないでしょうか。
そのぶんシングルは凄くシンプルで、色々な格好に合わせやすいので大人がサラッと羽織るのにピッタリなんです。
着こなしとしては、ジャケット代わりにと言えば分かりやすいでしょうか。
レザージャケット自体、少しゴツいイメージがあるので、綺麗目なものと合わせると良いでしょう。
例えばインナーはカットソーでラフに、下はグレーのスラックスで・・・といったように。
とはいっても、大抵のものには合う万能性があります。
しかし、ダメージジーンズに足元はゴツいブーツ、更にアクセサリーをジャラジャラさせたりするのは少なくとも、大人のスマートな着こなしではないでしょう。
色はどうする?
色は黒とブラウンが王道。
一番使いやすいのは黒かもしれませんが、個人的にはブラウンのレザージャケットのほうが好きです。
春夏シーズンになると明るい色のものも多く出てきますね。
今季は様々なハイブランドからトレンドカラーであるボルドーのライダースジャケットも多く登場しているように思えます。
そういった少し変わった色も良いですが、着まわしも考えると、最初に1枚買うならやはり黒かブラウンのものがベストかと。
レザージャケットに限らず、最初の1枚を買うときは定番色を選ぶのがいいでしょう。
また、フードが付いているレザージャケットも今シーズンは多く見られます。
こちらもおすすめ。
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素材の種類
そして、レザージャケットを選ぶ際に最も重要視しなければいけないのが素材。
素材の品質を見極めるのは、ある程度見慣れていないと判断しにくいと思います。
ですから、自信がない方はレザー製品に定評のあるブランドで買うのがおすすめです。
使われる革で一般的なのはカーフ(牛)、ラム(羊)、ゴート(山羊)、ホース(馬)。
どれが一番良いといった話ではないのですが、ラムレザーかゴートレザーのものがおすすめ。
実用的な面で言えば、つまり実際にレザージャケットを着てバイクに乗って一番身を守ってくれるのはカーフですが、そのぶん硬い物が多いです。
硬い革が好きな方はそれでも良いのですが、普段着るのであれば柔らかいラムかゴートのものが着心地が良いでしょう。
実際、ファッション向けの高品質なレザージャケットを作っているブランドの物のほとんどはラムとゴートです。
ホースレザーは希少性故か、あまり見ないですね。
ツヤのある表革(スムースレザーと言って、革と言えばこれを思い浮かべる人が多いでしょう)のものが多いですが、スエード(起毛感のある革のことです)のレザージャケットもおすすめ。
マットな質感のスエードのレザージャケットは、少し落ち着いた印象になります。
いかがでしたか?
まだレザージャケットをお持ちで無い方は、是非、ワードローブに1着加えてみてください。