今年も大人気のチェスターコート、セレクトショップのオリジナルで、本当にオススメできる物をご紹介します。
選んだ基準は、高コスパなのはもちろん、大人が着れて、長く愛用できるベーシックな物であるということです。
シルエットはゆったりすぎたり、スリム過ぎたりすることなく、適度にトレンドを取り入れていて、生地にも高級感のある物・・・。
もちろん、高価格であれば上質な物はたくさんありますし、長く使える物なので思い切って買うのも賢い選択だと思います。
だからと言って、コートに10万円以上出せる人は、全体として見れば少ないですよね・・・？
そこで今回は、「価格が抑えられたセレクトショップのオリジナルで、良い物は無いだろうか・・・？」と探してみました。
かなり良い物が見つかったので、僕も欲しくなってしまいました…(笑)。
しかし、コートは生地の面積が大きいですし、仕立ての良し悪しも分かりやすいので、価格差が出やすいアイテム。
上を見ればキリがないので、現実的な価格で良いコートを探すなら、5~6万円くらいが一つの目安になるんじゃないかと思っています。
それでも、一般的には高いと思われるかもしれません…。
(服が好きすぎて感覚が若干狂ってる人からすると安く…?)
どこに着て行っても恥ずかしくない、スタンダードな物が手に入るようになってくる価格なんじゃないかと。
なので、この記事で紹介するコートもその価格帯です。
EDIFICE(エディフィス)のチェスターコート
さて、この価格帯のチェスターコートでおすすめなのが・・・。
EDIFICE(エディフィス)の「ウール*カシミア チェスターコート」です。
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最初に見たのはオンラインストアだったのですが、凄く綺麗なシルエットだったので目に留まりました。
細身ですが、それほど身幅を絞っていなく、上手くトレンドのシルエットを取り入れています。
ジャストサイズで身幅をあまり絞っていないコートはたくさんありますが、大抵はストンと落ちたようなシルエットで、不格好になってしまうことが多いんです。
このコートは裾に向かうにつれて少し広がっていて、まさしくAライン。
少し前に書いた、コートのトレンドについての記事でも、詳しく解説しました。
もちろん、ネットの画像を見ただけで皆さんにおすすめすることは出来ないので、先週末、店舗に見に行って、試着させてもらったのですが、期待通りでした。
うーん、物欲が・・・(笑)。
ラペルなどのディテールなどもしっかりしていました。
立体的に仕上げられており、着心地も軽かったので、仕立ての良さが伝わってきます。
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肩もナチュラルショルダー。
画像の通り、綺麗な曲線を描いていました。
「たかが肩だろう」なんて思わないでください、かなり印象が変わってきます。
テーラードアイテムにおいては特に、ショルダーラインは重要なポイントです。
肩パッドがしっかりが角ばったチェスターコートも多いんです。
これは今シーズンのナノユニバースのオリジナルのチェスターコート。
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かなり人気のアイテムですが、正直使いにくいんじゃないかなぁと思います。
トレンド的にも肩はナチュラルが主流ですし、肩ががっしりしたコートやジャケットは、なかなかカジュアルスタイルと合わせにくいです。
生地にも高級感がありました。
素材はウール(毛)90%、カシミヤ10%で、上品な艶があります。
この価格でカシミアを混合していて、なおかつ化繊も使われていません。
化繊が混紡された生地が必ずしも悪いわけではないですが、こういったアイテムでは天然繊維の生地を選びたくなりますね。
化繊が混紡されていても、近くで見ない限りはほとんど分かりませんが・・・。
裏地にはキュプラが使われていて、着る時も滑らかでした。
更に上質な物を求める方へ Loro Piana(ロロピアーナ)生地のチェスターコート
先ほどのコートを試着させてもらったときに、で、ロロピアーナの生地を使用したチェスターコートが近くにあったので、こちらも試着させてもらいました。
同じくEDIFICE(エディフィス)の、「LORO PIANA/チェスターコート」。
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やはりロロピアーナのものを使っているだけあって、生地が素晴らしいです。
シルエットも、先ほどのチェスターコートと同様に、非常に綺麗な形をしています。
ただ、価格は約9万円と、かなり高額になりますが…。
「高くても良い物が欲しい」という方には、こちらもおすすめです。
同じくロロピアーナの生地を使用した物では、ユナイテッドアローズの低価格ラインであるgreen label relaxing(グリーンレーベルリラクシング)のチェスターコートも人気ですね。
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5万円以下という価格で、ロロピアーナの生地を使っているという驚きのコート。
確かに生地の見た目は良いのですが・・・、少し安っぽさも目立ちました。
生地が薄く、ペラペラしていて、ラペルなども平面的でチープな印象です。
シルエットもちょっと野暮ったかったですね。
ジャケットの上に着用することを想定しているそうなので、大きめに作られているんですが、なんというかストンと落ちる感じです。
価格がかなり違うので、エディフィスの物と比較するのは酷ですが…。
コートに限らず、上質な素材を使用しているからといって、良い物だとは限らないんですね。
トゥモローランドのオリジナルのチェスターコートもなかなか良かったです。
ちょっと検索しても出てこないので、もし見つけたら、追記します。
価格は6万円台と、エディフィスのチェスターコートより少し高めです。
いかがでしたか？
セレクトショップの、中価格帯のチェスターコートでおすすめを紹介しました。
是非チェックしてみてください。